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レントゲン検査の被曝について‥

 

  当院には Canon (旧東芝)社製の X 線発生装置と、富士フィルム社製のデジタル X 線検出システムを導入しており、従来のフィルムよりも見やすく診断能の高い画像が得られます。また、システムの感度が高いため被曝 X 線量を低減することが可能になっています。


 しかしながら、整形外科においてレントゲン検査は重要な役割を果たしており、患者の皆様にも何度も撮影させて頂いているため被曝が心配な方も少なくないでしょう。

「何回もレントゲン撮ってがんにならないの?」

「子供はレントゲン撮って大丈夫なの?」

「妊婦はレントゲン撮って大丈夫なの?」

 今回は検査前に患者様からよく聞かれるこれらの質問に回答致します。皆様の被曝についての理解の一助になれば幸いです。

Q1.何回もレントゲン撮ってがんにならないの?

A1.レントゲンが原因となってがんが発生することはまずありません。

被曝には、確定的影響と確率的影響があります。前者は一定の線量以上を受けると現れる影響であり、代表的なものとしては白内障や脱毛などが挙げられます。後者は確定的影響のようなしきい値はないですが、100mSv 以上の線量を受けると有意に起こりやすい影響とされており、がんはこれに含まれます。何れの影響もレントゲンの被曝線量ではあり得ない影響とされています。

Q2.子供はレントゲン撮って大丈夫?

A2.子供の放射線の感受性は成人と比べて数倍高いですが、レントゲンの線量では問題ありません。当院では子供のレントゲン撮影時は可能な限り被曝線量を下げて撮影しているためご安心ください。

Q3.妊婦はレントゲン撮って大丈夫?


A3.妊娠時のレントゲンは推奨されるものではありません。緊急時に必要最低限の撮影は可能ですが、妊婦の方は検査前に申告をお願いします。胎児への被ばく線量は 100mGy 以下であれば問題ないとされていますが、確定的影響の閾値としては最も低いものであり、奇形などのリスクもあるため被曝線量は必要最低限にするべきと考えています。

そのため、当院で撮影する際は被曝線量を可能な限り小さくして行っています。

 以上が、レントゲン室内でよくある Q&A になります。


2011 年に福島原発事故が発生したことなどもあり、放射線に対して恐いイメージがあ

る方も多いと思いますが、医療におけるレントゲンの被曝線量は人体にほぼ影響がない

ことをご理解いただければ幸いです。






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